町工場のIT革命
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「勝ち組中小企業の鉄則」出版記念ページ

『自社の強みを生かし切れずに苦しんでいる企業には参考になる指摘も多いだろう』

(「日経コンピュータ」3月25日号 書評欄)

*「勝ち組中小企業の鉄則」(PHP研究所)の内容についてはコチラ

 
今回の「勝ち組の鉄則」
  • ラッシュすみだ(2003年7月)

    地域から全国へ“共同受注は進化する”

    ラッシュすみだ(名誉会長 津幡英夫氏)は、ものづくりの共同受注で、知る人ぞ知るの先進グループだ。同グループは、15年前の1989年、東京墨田区の町工場の二世たちを結集した。
    地域の二世たちが、本業のかたわら、飛び込み営業から始まって、コンビニに設置するポテトフライロボット、峠の釜めしの弁当ひもかけロボット、洋上でのマグロ漁船でまぐろを解体するロボットの課題解決など、よそではできない新しいものづくりを共同で挑戦し、輝かしい実績を出してきた。
    このグループの特徴は、取り組み方法が「この指とまれ」方式で組織は自由、自立のサッカー型の点にある。中小ものづくりの今後を考えるとき、
     ・生活者と直結したものづくり〜高齢者や福祉、環境、住宅などでの課題を解決するもの開発、製品化
     ・共同化
     ・技術の伝承(熟練者から若手へ、ものづくりの醍醐味をつたえる)
    などがあるであろう。
    同グループは、そこを押さえて地域での取り組みを展開してきた。同グループを中心に、各地の共同受注グループを結集し、手を携えて成果を出す取り組みがスタートした。

  • 大阪製作所(2003年6月)

    まじめだが個性的で印象に残るホームページ

     最近は2〜3年前に比べ、中小製造業でホームページを立ち上げたところが増えた。 ところで、いまホームページを立ち上げたところから「どうしたら、アクセス数を増 やせるか」「どうすれば、アクセスを受注につなげることができるか」という相談を 寄せられることが多い。
     こうした問題の第一の原因は「自ら自社の得意技をまったく取引先のない企業に対 して、情報発信を行って来なかった」こと。もう一つは、ネットという新しいツール の活用法が、まだ十分浸透していない点があげられる。
     そこで、私は「個性的で、受注実績を出している中小製造業のホームページをみ る」ことを勧めてきた。そのひとつが、大阪製作所である。 『勝ち組中小企業』の第9章でも取り上げている。
     同社のホームページは、後藤良一社長の特徴ある似顔絵イラストが有名だ。その上 読ませる情報量が多く、きめが細かい。忙しい社長業の中でこまめに更新している。
     後藤社長のまじめな人柄がクッキリ浮かび上がっているのだ。全体のトーンは大阪 風でいっけんやわらかいが、その背後から同社の得意技術や実績、研究熱心な同社の 「町工場魂」が伝わってくる。
     同サイトの社内誌『一粒の種』最新号(2002年6月第104号)で、“インターネット のよる営業を含め営業に力を注いできた結果、4月を過ぎた辺りから少し忙しくなっ て来たように感じています。....(略)しかし、コストダウンの要請が多く、利益が 出ていない...”と率直なハナシを載せている。
     読者(町工場や発注側)は共感し、社内体制の見直しの決意表明に、始めての人で も引き合いメールを送ってみようと感じさせるモノが伝わってくる。
     結局、同社のホームページは、他の中小製造業同様まじめなのだが、非常に個性的 なので、印象が強いのだ。

  • 「酒蔵かもみどり」丸本酒造株式会社(2002年12月)

    しぼりたての日本酒味わえるe時代

    早朝、樽からしぼりたての原酒を瓶詰めにし、宅急便で直送される「今朝しぼり」は「酒蔵かもみどり」の冬の限定商品。ほんとうのしぼりたてなので、風味や香りがよい、日本酒の絶品。今夜は「今朝しぼり」が届くので、友人とパーティを開くという愉しみ方 ができる。この「今朝しぼり」は、数年前から老舗蔵元の若き丸本仁一郎社長が同社の若い杜氏 と共に「お客様にほんとうのしぼりたての日本酒を味わっていただこう」と開発に取 り組んで出来上がった自信作で、販売は昨2001年から。いまや、日本酒もできたてが味わえるe時代に入った。

  • 徳武産業(2002年7月)

    高齢者・障害者用ケアシューズでトップシェア

     高齢社会に向かう日本では、ユニバーサルデザインのマーケットは、これからまちがいなく拡大していくことであろう。この分野にいち早く着目し、高い技術力ときめ細かいマーケティングで、自社ブランドを確立し、シェア全国一の企業がある。香川県さぬき市にある徳武産業株式会社である(「商工ジャーナル」(日本商工経済研究所)2002年7月号で取材させていただきました)

  • 株式会社クライムエヌシーディー(2002年5月)
  • 製造業のための製造業による製造業のアニメ

     みなさんは、女優が包丁を使うシーンを見て「ふだん家事をしてないな」と思ったことはありませんか?また、ドラマで、パソコンを使うときのキーボードを打つ演技を見て、その俳優がパソコンを使ったことがないとわかったことはありませんか。どれだけ演技しても、やったことのある人から見れば一目瞭然。工場の作業や機械も同じです。「いかにも」作ってある説明ビデオやアニメも、実務に携わる相手には、嘘くささは見破られます。
     自動車用金型のCAD/CAMデータを作成するクライムの説明用アニメーションの、機械の動作や人の作業は、ほんものそっくり。そのもそのはず、CADのソリッドデータや、設計や作業経験のある社員の動きを基に作っているからです。
     同社は、設計データさえあれば、これから作成する機械や、工場があたかも目の前に存在するかのようにアニメーションを作り上げます。
     同社の社員がすごいのは、データがなくても、写真やポンチ絵、カタログなどから、さもそうかであるように作り上げることです。たとえば、工場の説明であれば、一角に休憩コーナーを作って、灰皿まで置く凝りよう。こうしたリアリティの積み重ねが、本物らしさをもたらします。
     こう聞くと、ずいぶんお金がかかりそうに思えますが、実際に映像制作会社に頼んだ場合に比べて、数分の一というのもすごい。
     同社の取組みは、トヨタや石川島播磨重工といった取引先から高い評価を受けています。百聞は一見に如かず。興味のある方は、同社のホームページをご覧下さい。

  • 有限会社 青木精工(2002年4月)
  • 一人親方、ネットを使って、夕食後から営業活動を開始

     青木精工(横浜)の青木社長は、一人で機械加工をやっているので“営業タイム”は夕食後である。全ての営業は、この時間帯にメールを使ってのやりとりが中心となる。
     多いときは50通も来るメールに対して、ひとつひとつに返事を書き、そこから新規受注にもつなげている。
     最近、仲間5社とともに、新製品開発を目指す「オンラインクラフト」をたちあげ、町工場に一石を投じた。
     青木社長は“待ち工場”ではなく、“力を合わせ、攻めの町工場”を目指すと意気軒昂である。

  • 村上 肇(ふぁーすと・らぼ代表)(2002年3月)

    ”一隅を照らす”eビジネス啓蒙家として独立

     二六製作所のWebマスターを務め、「勝ち組中小企業の鉄則」にもご登場いただいた村上肇さんが、大きな志を掲げ、コンサルタントとして独立。ホームページに書かれた内容は、ネットビジネスにかかわる者にとって、情報として価値があるだけに留まらず、その姿勢自体が教科書となる。

勝ち組中小企業の鉄則-ネットワークがあなたの会社を守る-」に登場する会社
  • 第1章 キョーワハーツ(ISO(品質保証)取得を強力にアピール)

  • 第2章 川口板金(「脱下請」より、あえて下請に徹する)

  • 第3章 城南(顧客情報は技術開発部門へ素早くフィードバック)

  • 第4章 秋山製作所(ネットは"24時間年中無休"の営業ツール)

  • 第5章 二六製作所(関連情報を満載し、顧客のニーズにきめ細かく対応)

        村上 肇 (ふぁーすと・らぼ代表)

  • 第6章 ヤスイペイント(自社のルールや考え方にしたがい断ることも大切)

  • 第7章 笠作エレクトロニクス(「仕掛けて、獲得する」戦略を徹底的に展開)

  • 第8章 山城精機製作所(引き合いから設計・生産加工・出荷までの時間を短縮)

  • 第9章 大阪製作所(ネットで集めた情報を技術開発に結びつける)

  • 第10章 第一プラスチック(スタッフの実践経験と教育が成功を約束する)

  • 第11章 沢根スプリング(カタログ通信販売からネット販売へ)

  • 第12章 岡田鈑金(24時間無人の工場を実現し、発注、製造、納入を効率化する)

  • 第13章 中川板金試作(外資系企業からダイレクトに受注せよ!)

最近の取材・訪問・執筆した企業(各企業へのリンク)

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